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そらとぶさかな3

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てつてつ。

最近すごくいらいらするので嫌だな。
ゆっくりしたいのに、気持ちが急ぐのは季節のせいかな。

この前、大分で撮り鉄して温泉入ってきた。
乗ってみたかったんだな、ゆふいんの森号。
なかなか行く機会なかったから、すごく嬉しかったんだ。
帰りは特急じゃなかったけれど、これまたかわいい黄色の電車だったんだ。
電車の中で黄色と赤色が好きなんだな。
もっとがっつり撮り鉄したいな。
 

駅から徒歩10分というお手軽な場所で、わりとすごい滝。
雨に濡れたかと見間違うほど滝に濡れた。



疲れた時に、嫌なことがあった時に、何かふとした時に、
見たいなと思える写真があるというのはいいな。
なんとなく見返して幸せな気持ちになれる写真というのはいいな。
風景写真もいいと思うし、誰かと一緒の写真もいいと思うし、
そういう写真がたくさんあるといいな。
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思いはせる旅

念願の岩手県に行った。何年前から行きたいって言っていただろう。ようやく、だったなぁ。
でも今だったからこその気持ちもあって、本当に良かった。

1日目は花巻では宮沢賢治づくし。
賢治先生はそのお話も素敵だけれど、賢治先生をとりまく世界も素敵だと思う。今生きている人たちが賢治先生のことを慕ってつくった世界とか、不思議な言葉のもつ優しさとか、そういう空気みたいなのが残っている。
童話村、楽しかったなぁ。でもきっと、わたしの心は優しくないから、銀河鉄道には乗れないんだ。みんなの幸のためならなんて、言えないもの。

2日目は胆沢から平泉で歴史づくし。
胆沢城跡とか、今はもうだだっぴろい田んぼでしかないんだけど、でもここだったんだ。
そう思うと、胸がぎゅっとなる。

八幡様。あんまり神社のこととか神様のこととか知らなくて、もっと勉強したいな。そうしたらその土地の辿った歴史とか、少しは分かるかもしれない。

それから平泉。

観光地という雰囲気なのだけれど、それでも金色堂を見ていると心が遠くなっていく。ここだったんだとか、もうそういう次元じゃなくって。ここにいる。手は届かないけれど、確かに同じものを見ている。どんなことを思ったんだろう。同じ人間だけど、きっと全然違う。考え方、ものの味方、生き方。近づけないし、近づきたいわけじゃないけれど、でも、寄り添ってみたい。その目で世界を見てみたい。
資料館で教えてもらった、泰衡さんの首と一緒に残された蓮の花のこと。泰衡さんの首に、どんな思いで種を添えたのだろうなぁ。今その種が花を開き、また新しい種をつくる。つながっているのだと知ったら、彼らはどんな気持ちになるんだろう。

3日目は遠野。
遠野物語を初めて読んだ時、正直よく分からなかった。けれど何度か読んでいると、その世界をのぞいてみたくなった。もっとずっと昔の歴史書みたいに、もしかしたらそれは比喩だったのかもしれない。山男は山男じゃなかったのかもしれない。カッパなんていなかったのかもしれない。それでもこの場所は、信じてもいいんじゃないかって思わせる何かがある。
 
この村で生活をして、死んでいった人たちがいるんだってこと、それがすごく自然なことだったんだなって思う。語り部さんの声、やわらかな口調、独特の言葉を聞いていると、余計にそう思う。

遠野から花巻までの道すがら、またしても歴史を思う。

丹内山神社は思ったよりずっと大きかった。色々な歴史に顔を出す場所なんだ。神社の奥の奥にある御神体。大きな石。もしかしたら最初はただの石だったのかもしれない。でももう、違うんだなぁ。たくさんの人がこの石に触れて願ったのだなぁ。アラハバキさまはきっと今もそこにいるのだ。
 
神社ではちょうど鹿踊を奉納していた。もっとよく知りたいなぁ。

そして最後に訪れたのが成島毘沙門堂。兜跋毘沙門天立像が見たくて。

今は宝物庫のようなところに安置されている。思ったより背が高い。毘沙門天を両手で支える地天女の話。受付の人が、地元の言葉で説明をしてくださって嬉しかった。この像をつくった人は、どんな気持ちだったんだろう。この像を見て、何を思ったんだろう。


3日間はあっというまだった。もっと行きたいところがあった。もっと思いをはせてみたかった。そんな旅だった。いつかまた、行きたい。その時、どんなことを思のか楽しみだ。

 

旅行ではなく、旅をしよう。

そう、思う。
ひそやかに尊敬している方の言葉に胸が震えたのだ。
旅への浪漫や憧れが希薄になっていると言われれば、確かにそうだ。
想いがなければ、美しくないと思う。
どれだけ上手に写真が撮れたって、綺麗に見えたって、それは美しくない。

わたしが今までカメラを持って見てきたのは、旅行だったのか、旅だったのか。
どうだろう、でも、旅だってあったはずだ。
そしてこれからも、旅であってほしいのだ。
不安で、色々なことが心配で、いまだに踏み出せないことばかりだ。
今の今だって精一杯なところもあって、怖いんだ。
でも、踏み出すなら今だ!と思う。
今、踏み出しておかないと、心がだんだん古びていってしまう気がするから。
これから先に美しいものを見つけた時に、ちゃんと感じることができるように。

夏、どこへ行こう。

北陸3県 海沿いの旅


日本海、すごかったんだ。
波があんなに高いの、初めて見た。
圧倒された。
びっくりした。


東尋坊も良かったけど、雄島はもっとよかった。
誰もいない、波の音だけ聞こえる森の中を歩いていると、なんだか世界が違った。
木漏れ日が葉っぱに落ちて、感動した。
たったそれだけ、でも、十分だった。


雨晴海岸。今までにない海の写真が撮れたと思う。
今度は朝日、撮りに来たいなぁ。
ただ、氷見線での撮り鉄は欲張りすぎて難しかった。

写真、いっぱい撮った旅。
全体的に、青い写真。
海は、波は、撮るたびに違うから、シャッター切りすぎた。
2日間で400枚。
まさか写真撮りすぎて筋肉痛になるなんて思わなかった。

計画通りにうまくいかなかったことがあった。仕方のないことだとは思う。
でも「ああやっぱりまだ」って思ってしまう。悲しい。
それでも楽しかったのは間違いない。
だからもったいないことはしないでおこう。

また、行こう。

賢島とついでに伊勢へ

先日、夕日と朝日を見たくて賢島へ行ってきた。

賢島に着いてまず昼食をとふらふらして見つけた素敵なごはん屋さん。とれたての魚介がたっぷりで、それはもう美味しかった。足元がすぐ海という場所も素敵だった。


続いて志摩マリンランド。マンボーで有名な水族館だけども、入り口で出迎えてくれるペンちゃんがかわいい。こじんまりとしていてほんわかする。
 
その後ローズファームなるところで薔薇とたわむれる。

いよいよ本題の夕焼け撮影会へ。
日本の夕日百選である英虞湾をのぞむスポットはいくつかあるのだけれど、電車と徒歩で行ける範囲と考えて選んだのが賢島大橋。とっても風の強い日で物理的な意味で風に吹き飛ばされそうになりながら、1時間に及ぶ撮影会。めっちゃ寒い。ただ頑張っただけの景色は見られたし、写真もたくさん撮れたので満足!
 

そして温泉宿へ泊まり、翌日の朝日へ。夕日撮影があまりに寒かったので断念していたら、なんと宿から英虞湾の朝焼けが見えるではないか!ということで急遽朝風呂をやめて部屋から朝日を撮影すること1時間。朝焼けは時間的になかなか見られないので、余計に感動。空の色のグラデーションがすごく綺麗で、どれだけ撮っても表現できない。あとレンズの手入れはちゃんとしないといけないなって思った。

  
当初の予定では行く予定がなかったけれど、時間が余ったので伊勢神宮へ行くことに。
前に行ったことはあったけれど、思い出の上書きに。神聖な場所なのは分かるけれども、人が多くてそれどころではない。


赤福を買った後、月讀宮へ立ち寄る。こちらはあまり人がおらず、静かな雰囲気でよかった。


やはり赤い車体は空に映える。

ふらりと行ってふらりと帰ってきたが、目的だった朝日と夕日の写真を撮れて、思った以上に満足!夜がほとんど眠れずに辛い思いもしたけれど、これはもう病気ではないし、たまたま眠れなかっただけだ。もう元気。そう、元気!
        
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さかな
性別:
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自己紹介:
2004.12.07:そらとぶさかな1
2005.05.07:そらとぶさかな2
2007.11.14:そらとぶさかな3

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