
パンテオンとは万神殿の意。その宗教(もしくは神話等)のすべての神々を祀る場所。
初代パンテオンは紀元前25年頃に初代ローマ皇帝アウグストゥスの側近であるアグリッパが建設。約100年後に火事によって姿を消したものを、紀元後118年ハドリアヌス帝が再建。もともとはローマの神を信仰する場所であった。
破風部分にはラテン語で、M. AGRIPPA L. F. COS TERTIUM FECIT(ルキウスの息子マルクス・アグリッパが三度目のコンスルのとき建造)と書かれている。
天井にある丸い穴(オクルス)が印象的。柱はコリント式。
ラファエロ、エマヌエーレ2世の墓がある。あと、誰が描いたのか分からないけれど受胎告知もある。
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