久しぶりにうわぁってなった。
まったく大したことじゃなかったんだけれど、眠れない夜が来ると、思い出して怖い。
最初は苛立っていただけなのに、そのせいで眠れなくて、眠れないことが不安になる。
負けた気持ちになる。
負けたことが悔しくて悲しくて、余計に苦しくなる。
本当は違うのに。何にも負けてないのに。
1のことが2になって、2のことが4になって、10になって100になって襲い掛かってくるみたいだ。
よくよく考えたらどれも、不安に思うことなんてない。
だって最初は1だったのだもの。
人間は1日寝ないくらいで壊れない。
近くにいようが遠くにいようが、立っていることに変わりはない。
でもすごく怖かった。
眠れないことがとても怖くて、また来るのかなって思うと止められなかった。
しんどくなったらどうしようという、ありもしないことを考えてしまうのだ。
本当にしんどくてどうしようもできなかったことを思い出すのだ。
あんなことにはもうならないと思うけれど、あんなに怖い思いをするのはもう嫌なのだ。
大丈夫だって言い聞かせたって、まだはっきりと覚えているのだ。
気の持ちようだというのはつまり、こういうことなのだと思う。
でもその持ちようをコントロールできなくなってしまったのだ。
一度できなくなると、治すのはとても難しいことなのだなぁ。
人生変わった気になっていたけれど、本当はそう大して変わっていないのだ。
相変わらず大丈夫だと言い張りたいし、相変わらず休憩するのが苦手なんだ。
人の目ばかり気にしていて、していないふりをして、色々削っているんだ。
なんて言ってみたところで、それでも今、元気なんだなぁって思う。
色々な気持ちとか、環境とかが変わったからびっくりしたんだな。
本当に良かった。
何かをしたいという気持ち、まだまだたくさんあるものな。
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