体が気持ちに追いつかなくて、どうしよう。
という気持ち。
初めてインフルエンザにかかって、まるっと一週間寝込んだ。
びっくりした。頭痛くて眠いのに眠れなくてうすらぼんやり気持ち悪い。
あんなに連日熱が出るなんて思わなかった。
風邪をひいてもそこまで高熱出さないので、熱ってこんなにしんどいんだと実感した。
関節痛いし体中がだるいしで、どうにかなりそうだった。
熱が下がってもごはん食べられないから体力なかなか戻らなくて何もできなくて、びっくりした。
考えることは本当に取り留めもなくて、現実ではないことを体の続きみたいに思った。
しんどい感じがちょっと、1年前とだぶってしまって、涙が出た。
環境が変わった疲れとは思うんだけど、疲れというか、3年間の何かこう、煮詰まったものがどろーんと出て行って空っぽになったところへやってきた感じ。
空っぽになったところへこれから詰め込まきゃという矢先で余計に気持ちがぐらぐらした。
1年間で随分元気になって、なんなら前より元気ですよなんて言い張ってみてたんだけど。
明日、何があるというわけではなく、むしろ何も見当たらないというか、だからこそ前を向けないところもあるのだと思う。
ちゃんと大丈夫なのは分かっている。
けれど病み上がりだから心がへたれているんだ。
そうなんだ。と、言い聞かせている。怖いから。
気負っているつもりはなく視界は明るかった。だから明日も起きた時に晴れていてほしい。
そうでないともう、たぶん、どこで切り替えればいいのか分からなくなってしまうから。
春なのに、とか。4月なんだから、とか。新しいことだ、とか。
行きたいところも見たいものもたくさんあるはずなのに、まるでそれが、希望じゃなくて義務になっていやしないだろうか。そうで、ないように。明日。
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