一日でどれだけ本が読めるのか試してみました。
10時~
断鎖/五條瑛(双葉文庫)591ページ
密入国の手引きをする会社で働く『平凡な男』が、魅力的で不思議な『謎の男』と出会い、アジアの趨勢に翻弄されながら己を確立させていく。密入国や中国の政治活動など、好みの題材ではなかったのに楽しめた。
12時読了
12時~
奇想遺産/鈴木博之他(新潮社)159ページ
朝日新聞の日曜版で連載されている奇想遺産シリーズを本にまとめたもの。時に醜悪にもなる奇想だが解説を読みながら写真を見ていると面白く感じる。実際にこの目でみたいものだ。
13時読了
13時30分~
シンデレラ・ティース/坂木司(光文社)278ページ
歯医者が嫌いな女の子が歯医者で受付のアルバイトをする話。登場人物が魅力的。ほのぼのした気分になった。
15時読了
15時30分~
海のある奈良に死す/有栖川有栖(角川文庫)402ページ
作家アリスシリーズの長編。行ってくるよ、海のある奈良へ、と言い残したまま姿を消した同業者が翌日死体で発見される。殺人ものだけれど描写は丁寧だし、ロジックもしっかりしている素敵なミステリー。読んだ後はちょっと切なくなる。
18時読了
18時~
洋館/高井潔(光村推古書院)107ページ
文章は少ないけれど、写真がたくさんで見応え十分。日本全国網羅しているので案内にもよし。
19時読了
20時~21時中断
22時~
リピート/乾くるみ(文藝春秋)344ページ
リピート…過去に戻ることが出来ると言われた『僕』。これ以上はネタバレせずに説明出来そうにないので控えますが、とにかく読んだ後の落ち込み具合は半端じゃない気がします。すごく面白いんだけど2度と読みたくない、そんな気持ちになりました。梶尾真治さんのクロノス・ジョウンターの伝説と北村薫さんのターンとかのシリーズにちょっと、似てるかも。まぁやってることがほとんど一緒っていうだけで、雰囲気は全然違うけれど。
23時30分読了
というわけで、これだけ読みました。
全部で1881ページ!しめて約10時間と30分ですね。まぁ20時からはM1見ながらだったのでほとんどページ進んでないですけど。別にお笑いがすごく好きっていうワケじゃないけれどついつい見てしまいました。面白かったです。
こうやって見ると、ミステリーが多いなぁ。まぁジャンル分けは苦手なのでその辺りはそっとしておこう。とにかく予想外な時間にびっくりです。まだまだいけそうですが、そろそろ生活を元に戻さないとダメなので寝ます。そのうち。明日早起きだし。
昔…といっても高校の時、大学生になったら1週間引きこもりになって、本を腐るほど読んでやる!って思ってました。あと広辞苑を一冊読んでやる(読むという表現が正しいかは謎だが)とも思ってました。
ようやく今日一日だけやってみた感想として、一週間引きこもりなら出来るだろうけれど、広辞苑はムリだと思いました。あ、何回かに分けてなら出来ると思うんですけど、一回で読破はムリです。途中で目がやられます。頭もパンクします。あーでも引きこもりでもご飯は食べないとなぁ。今日はうどんと焼き蕎麦で乗り切ったけれど、一週間分のメニューも考えないといけないんだな。
まぁ一言でまとめるなら、すごく楽しい1日でした。
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