北陸３県 海沿いの旅

日本海、すごかったんだ。
波があんなに高いの、初めて見た。
圧倒された。
びっくりした。


東尋坊も良かったけど、雄島はもっとよかった。
誰もいない、波の音だけ聞こえる森の中を歩いていると、なんだか世界が違った。
木漏れ日が葉っぱに落ちて、感動した。
たったそれだけ、でも、十分だった。


雨晴海岸。今までにない海の写真が撮れたと思う。
今度は朝日、撮りに来たいなぁ。
ただ、氷見線での撮り鉄は欲張りすぎて難しかった。

写真、いっぱい撮った旅。
全体的に、青い写真。
海は、波は、撮るたびに違うから、シャッター切りすぎた。
２日間で４００枚。
まさか写真撮りすぎて筋肉痛になるなんて思わなかった。

計画通りにうまくいかなかったことがあった。仕方のないことだとは思う。
でも「ああやっぱりまだ」って思ってしまう。悲しい。
それでも楽しかったのは間違いない。
だからもったいないことはしないでおこう。

また、行こう。

ぼんやりと考える、とりとめのないこと

５月になったな。と思っている間に、もう１週間が過ぎそうだ。
時間が経つのはゆっくりなのだけれど、過ぎ去ってみればあっという間だ。
気候が良くなってきて、外に出かけやすくなってきた。
行きたいところがたくさんある。きっと、そう。

最近、前よりも時間の使い方が下手になってきたかも。
かも。
あれ、自分ってこんなんじゃなかったなぁと、感じることが増えた。
それでも今は、嬉しいときに笑うとか、悲しいときに泣くとか、そういうことができる。
自分の中で１から１８くらいまで考えて、ようやく外に出す１９とか２０。
それでもたぶん、素直な気持ち。
以前よりちょっと不器用で、でも嫌いじゃない。
おかげで助けてくれる誰かの手を、躊躇いなくつかめる。

きれいにぴったりとはまらなくても、嬉しいなって思える。
ぎゅっと苦しくなることばかりだけど、幸せだって思えることがある。
それだけでいいとは言えなくっても、良かったなぁと思うのだ。
ありがとう。
びっくりするくらい、前向き。

追いつかなくて

体が気持ちに追いつかなくて、どうしよう。
という気持ち。

初めてインフルエンザにかかって、まるっと一週間寝込んだ。
びっくりした。頭痛くて眠いのに眠れなくてうすらぼんやり気持ち悪い。
あんなに連日熱が出るなんて思わなかった。
風邪をひいてもそこまで高熱出さないので、熱ってこんなにしんどいんだと実感した。
関節痛いし体中がだるいしで、どうにかなりそうだった。
熱が下がってもごはん食べられないから体力なかなか戻らなくて何もできなくて、びっくりした。
考えることは本当に取り留めもなくて、現実ではないことを体の続きみたいに思った。
しんどい感じがちょっと、１年前とだぶってしまって、涙が出た。

環境が変わった疲れとは思うんだけど、疲れというか、３年間の何かこう、煮詰まったものがどろーんと出て行って空っぽになったところへやってきた感じ。
空っぽになったところへこれから詰め込まきゃという矢先で余計に気持ちがぐらぐらした。
１年間で随分元気になって、なんなら前より元気ですよなんて言い張ってみてたんだけど。
明日、何があるというわけではなく、むしろ何も見当たらないというか、だからこそ前を向けないところもあるのだと思う。
ちゃんと大丈夫なのは分かっている。
けれど病み上がりだから心がへたれているんだ。
そうなんだ。と、言い聞かせている。怖いから。
気負っているつもりはなく視界は明るかった。だから明日も起きた時に晴れていてほしい。
そうでないともう、たぶん、どこで切り替えればいいのか分からなくなってしまうから。

春なのに、とか。４月なんだから、とか。新しいことだ、とか。
行きたいところも見たいものもたくさんあるはずなのに、まるでそれが、希望じゃなくて義務になっていやしないだろうか。そうで、ないように。明日。

４月だ。

１月は個人的に始まりの月で、４月は社会的に始まりの月なのだと思う。
桜が咲いていて、なんだかふわふわする。
けれど気持ちはやっぱりざわざわしたままだ。
慌ただしいし、気疲れするし、ぽつんだし、落ち着かない。
ただ、今は集中すべきことというか、とりあえず内容は分からないけれどやるべきことが目の前にあるので、少しは気が紛れている気もする。
これからどうなるんだろう。と、考える。
去年は色々あったけれども全力で楽しもうとして、結果わりと楽しんだ１年。
今はちょっと、ブレーキな感じ。
楽しむ前には準備がいるのだと思うことにする。
本当に、前向きになったなぁと思う。
頑張る。

整理したい。

最近はずっと、写真のことを考えている。
写真展に行ってスケールの違いに驚いたり、自分なりに撮り方を考えたりしている。
どんなと言われると答えられないけれど、これぞという一枚が撮りたい。
でもそれ以上に、一枚一枚がもっと、ただの記録ではない写真であればいいと思う。
とても、難しい。
月に１度、撮影会と称して旅行に行くようになった。
ちょっとお金かかるけれど、今年は自分のためにお金を使うと決めた。
これから気候がよくなるので、がしがし出かけていこう。
人との撮影会も、本当は少し行ってみたい。

自分の好きなものはきっと、どこかでつながっているのだと思う。
素敵な絵を見るのも、好きな場所を見つけるのも、写真を撮ることも。
お気に入りの音楽を聞きながら電車に揺られて本を読んで、素敵な場所へ向かう時間が好きだ。
もうずっと見失いかけていて、それでも必死に形作っている自分が、少しだけ戻ってくる。
呼吸をして取り込んだ空気の分だけ、自分の中身が再生されるみたい。
おかしいなぁ、そこはわたしが生活していた場所ではない。
行ったこともない、見たこともない場所なのに。

この１年と少し、あまりにもたくさんのことがありすぎて、体も心もびっくりしている。
今も嫌いじゃない。
それでも時々分からなくなって、分からなくなることですごく寂しくなる時がある。
その気持ちを一人で消化して昇華することができればいいのに。
気を紛らわせるのでもなく、ちゃんと。
だからこうやって、言葉にして、ちょっとずつ整理していく。

３月は本当に、心が落ち着かなくってどうしよう。