忍者ブログ

そらとぶさかな3

Home > 建築

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

建築の記憶

写真ばっかりだしなとあんまり期待してなかったけれど、予想外に楽しかったです。
建物自体が有名だから、余計に。入口入ってすぐにまずテンションあがりました。これはあの表紙にもなってる彫刻(?)だ!と。タイルも綺麗だった。
中は写真とれないのが残念だったけれども、しっかりがっつり見てきました。窓とか階段の手摺とか扉とか、とにかく装飾が綺麗でした。アール・デコなんだって。へぇ。
で、展示はと言うと、これが噂の!というのやら、これ見た!とか、もうないんかぁ…とかの建物がいっぱいでした。造っている途中の写真とかもあって、これがああなるのかと思うとなかなか新鮮でした。

そういうわけで楽し過ぎて昼ご飯を食べ損ねました。。。
PR

首里城

 かの有名な首里城に行ってきました。行政、祭司、居住の三空間からなる。高度な建築技術だと言われても、まぁわたしにはよく分かりませんが。
 写真と詳細は併せてまたHPに更新するとして。今まで基本的に明治大正昭和初期の洋館ばっかり巡ってたから新鮮でした。すごくよかったけれど、もう少しじっくり見たかったです。

 無事に帰って来たので、また色々明日から頑張ろうと思いました。

京都

京都国立博物館
片山東熊
東山区大和大路通七条上ル
1985年
奈良国立博物館、東京国立博物館表慶館とともに片山東熊が手掛けた。基調はルネサンス、随所にバロックをとりいれた。京都という場所に洋風建築が建てられたということで物議をかもした。らしい。


東華菜館
ヴォーリズ建築事務所
下京区四条大橋西詰
1926年
スパニッシュ・スタイルの外観。玄関周辺はレリーフ・テラコッタで飾られ、魚介類がちりばめられている。


京都市役所本館
武田五一+中野進一
中京区御行け通河原町角
1927年


京都府庁旧館
松室重光+久留正道+一井九平
上京区下立売通新町西入ル
1904年
中庭を囲んだロの字型。中央部の車寄せ、バルコニーをデザインの焦点に。意匠が綺麗。

明治村

 建物の数も尋常じゃないのでとても書ききれそうにないです。詳しくはHPで。ここでは特に印象に残ってるものだけ。

1、聖ヨハネ教会堂
まさに教会。アメリカの宣教師ガーディナーが設計。耐震にも気を遣っているらしい。ゴシック風。
1階を見たとき普通の部屋で拍子抜けしたけれど、2階にあがって感動。ステンドグラスが本当に綺麗。丁度光が入ってきてきらきらです。

2、西郷從道邸
ここはガイドさんに案内してもらいました。
フランス人レスカスさんが設計に関与したと言われていて、建築金具や階段などもフランス製。迎賓館として使用されていた建物らしいです。
天井は鉄版を押して整形。2階ベランダの天井もそうで、ベランダはレース模様が綺麗。

3、大明寺聖パウロ教会堂
ぱっと見はどう見てもただの日本の民家。農家風。でも中は後期ゴシック風の教会。ブレル神父の指導の下、大渡伊勢吉が作ったそうな。交差リブボールト天井を模していて「こうもり天井」と呼ばれています。

4、内閣文庫
大熊喜邦設計。石と煉瓦で作られたルネサンス形式。正面には4本の円柱と2本の角柱でペディメント。古代ギリシャ・ローマ神殿建築を思わせます。中は世界の建築物のミニチュアが展示されていて面白かったです。

5、帝国ホテル
なんといっても今日の目玉。フランク・ロイド・ライト設計の帝国ホテル…の中央玄関。本人は否定しているものの、インカ・マヤの建物を意識していると言われている。高さよりも広がりを重要視。言われてみればヨドコウ迎賓館もそうだったなぁ。東洋の宝石といわれていたらしく、取り壊しに何度も反対され、最終的に明治村に移築することでケリがついたらしい。
よくみる写真では前に噴水があるけれど、そこに彫像が2体向き合っている。よくみれば人に見える。ガイドさん曰く「建物を守る騎士のような役割」だそうな。で、中に入るとまずホール。4隅には装飾の凝った柱があり、中に電球がある。それだけだと灯りが足りないから、窓を大きく、天井付近にも明り取りらしきものが。
3階建だけれど、中2階とかがあって、とにかく高さが色々。視点を変えることで視界が広がる。
全体的に装飾に凝っている印象が強い。ステンドグラス然り、大谷石で孔雀の羽を模した装飾然り、櫛目いりの煉瓦にしても、人の手でひとつひとつなされている。建て替え時に作られた煉瓦と比べるとその差は歴然。

 まだまだあるけれど、興奮冷めやらぬ中取り合えず感想を書きたいと思ったのでこれくらいにしておきます。

名古屋市市政資料館

 旧名古屋控訴院地方裁判所区裁判所庁舎。重要文化財。大正11年に建設され、昭和54年に移転。

 現存ずる最古の控訴院建築。設計は山下啓次郎氏。赤煉瓦に白の花崗岩という外装。ネオ・バロック様式。
 車寄せ上部には神鏡と神剣の紋。用途が用途だったので、そういった紋にされた模様。
 入り口入って階段をのぼると広間。踊り場から左右に広がる中央階段にはステンドグラス。天井にもステンドグラス。とにかく綺麗。この階段だけで来た甲斐がある。他の展示室をまわり、監獄なども見る。

カレンダー

05 2025/06 07
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30

ブクログ

プロフィール

HN:
さかな
性別:
女性
自己紹介:
2004.12.07:そらとぶさかな1
2005.05.07:そらとぶさかな2
2007.11.14:そらとぶさかな3

ブログ内検索

アーカイブ

アクセス解析