古典部シリーズ1冊目。
シリーズには弱いんだ。
省エネ好きな感じがとても好き。
そうそうそれそれと思う。
薔薇色になりたかったのか?
ときかれて
かもな、と答えるその心意気がよい。
しかしどうしても千反田えるの「わたし、気になります」が
さよなら妖精の「哲学的意味がありますか」とかぶる。
そして主人公が小市民シリーズの主人公とかぶる。
・・・ような気がする。
もっともだからどうというわけでもない。
むしろそこが素敵なところだ。
データベースは結論をだせないの福部君もいい味だ。
そして高校の文化祭「カンヤ祭」のくだりと
「氷菓」の意味が分かった時の衝撃があぁ米澤穂信だと思う。
ボトルネックの衝撃的な一言と通じるものがある。
ただ若干の消化不良があるので
これはもう買うしかない、と思った。
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