国立西洋美術館にて。

もともと常設展示が目当てで行ったのだけれど、ついでで面白そうだったので特別展の方も行ってきた。
フランク・ブラングィン(1867-1956)という名前すら知らなかったけれども。
雰囲気としてはちょっと印象派に近いのかなと思う。どぎつい赤を使っている絵もあれば淡い色で仕上げられているのもあったり。絵だけじゃなくて工芸品とかもあって、んー…アール・ルーヴォーでいいんだろうか。
まぁ面白いなぁと思いながらのんびりと見ていて、最後の方で衝撃を受けた。
ルバイヤートがあるじゃないか!!
もしかしたらミュージアムショップで挿絵つき複製本を売ってたりしないかなと期待してけれど、それはなかったのが残念です。
そして常設展の方。
もうこのためだけに行ったと言っても過言ではない。
カルロ・ドルチの悲しみの聖母。
言葉にできない感動。嬉しかったし切なかったし、できることなら椅子にでも座ってじーっくりと見たかった。
また見に行きたい。本当に。思わず絵を買ってしまった。
あとはクールベがあったのが嬉しかった。
常設展の方はあんだけすごい絵がたくさんあるのに驚いた。
とにもかくにもなかなか満足度の高い展示だった。